防火設計 ーFire Protection Design Sectionー

防火設計NEW WORKS

重要文化財・日本橋髙島屋

■規 模 延床面積/約79,000㎡、
階数/地下3階・地上8階
高さ/最高高さ30m・塔屋43m、
構造/SRC

2014年から始まった全館リニューアル工事は2019年2月に完了した。
日本橋髙島屋は、1930年の設計競技で高橋貞太郎氏の案が選ばれ、1933年に日本初の全館冷暖房を備えた百貨店としてオープンした。
2004年に耐震改修工事が終わり、2009年に百貨店建築では初となる国の重要文化財の指定を受けた。
重要文化財指定に当たっては、2008年に株式会社髙島屋が主催する『髙島屋東京本店本館保存活用計画のための防災懇話会』において火災安全についての審議が行われ、その内容を提言書としてまとめた。
リニューアル工事は防災懇話会提言書に基づいて行われた。
防災懇話会の構成メンバーは以下の通り。
・関澤愛東京大学教授(当時)
・長谷見雄二早稲田大学教授
・後藤治工学院大学教授
・坊城俊成文化庁文化財調査官(当時)


【主催者・事業者】 髙島屋、三井不動産
【事務局】 日本設計
【協力】 明野設備研究所

アダストリア みとアリーナ

■設 計 株式会社大建設計
■場 所 茨城県水戸市緑町2-3-10
■建 主 水戸市
■用 途 体育館、観覧場、集会場
■規 模 延床面積 16,803㎡
地下1階、地上3階

■防火設計概要/全館避難安全検証大臣認定

・竪穴区画、歩行距離、排煙設備及び水戸市建築条例を適用除外

・市条例の除外項目は、客席の出口幅員、屋外出口幅員、廊下幅員


【設計担当】太田充、淡野綾子

【評価機関】ユーイック

写真提供 株式会社大建設計

丸の内二重橋ビル

■設 計 三菱地所設計
■場 所 東京都千代田区丸の内3-2-3
■建 主 三菱地所・東京會舘・東京商工会議所
■用 途 事務所、会議室、店舗、宴会場、結婚式場
■規 模 地上30階・地下4階、高さ150m
S+SRC造

■建物概要/同地には歴史ある東京會舘、東京商工会議所、富士ビルの3棟が建てられていたが、東京都から都市再生特別地区に指定されたことで共同開発による一括建て替えが実現した。
■防火設計/全館避難安全検証大臣認定

【設計担当】土屋伸一、嶋田拓、清家萌
【評価機関】日本建築センター

とらや 赤坂店

■設 計 内藤廣建築設計事務所
■場 所 東京都港区赤坂4-9-22
■建 主 株式会社一五
■用 途 店舗(物販・飲食)、展示場、
事務所、
工場(菓子製造所)
■規 模

建築面積680㎡、延床面積3,000㎡

地上4階、S+RC造

■防火設計概要/全館避難安全検証大臣認定
◎地下1階から3階及び塔屋階までの連絡階段、2階と3階の連絡階段まわりの竪穴区画の除外。
◎物販店舗、飲食店舗、展示場、事務所及び菓子製作所の間の異種用途区画の除外。
◎排煙設備の除外
◎東京都建築安全条例に関する項目の除外。


【設計担当】土屋伸一、日戸ゆき菜
【評価機関】日本建築センター

写真提供 内藤廣建築設計事務所

日本橋髙島屋三井ビルディング

■設 計 日本設計・
プランテック総合計画事務所
■場 所 東京都中央区日本橋2-17-3
■建 主 日本橋二丁目地区市街地再開発組合
■用 途 店舗、事務所、多目的ホール、
貸会議室
■規 模

延床面積140,000㎡

地上32階、地下5階

重要文化財日本橋髙島屋を含む日本橋二丁目再開発が竣工した。再開発地区は以下の3つの街区から成る。
◎日本橋髙島屋三井ビルディング(全館避難安全検証・ルートC)
◎太陽生命日本橋ビル(仕様規定・ルートA)
◎日本橋髙島屋(重要文化財)/2019年春リニューアル完了
異なる防災計画手法を使った3つのビルは渡り廊下で繋がっている。
日本橋髙島屋の重要文化財指定に当たって明野設備研究所は防災計画を行っている。(AFRI NEWS 2013参照)

【設計担当】太田充、菊地真史、清家萌、斎藤美玖、ダン・マン・クォン
【評価機関】日本建築センター

三井不動産 2018年7月2日付 ニュースリリースより