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2021.01.05

善光寺/文化財の防災対策コンサルティング

善光寺は国宝、重要文化財、史跡などの指定を受けた建造物や美術品を有し、創建以来1400年の長きにわたり民衆の信仰のよりどころになっている貴重な文化財です。

2019年に発生したパリのノ-トルダム大聖堂と沖縄の首里城火災を契機に文化財の防火対策の意識が高まり、創建以来十数回の火災に遭いながらも復興してきた善光寺においても文化財を火災から守るための防災対策検討業務が継続しています。

本業務は株式会社三友ファシリティ-ズデザインの協力会社として参画し、第一段階となる2020年度のコンサルティング業務を無事終えることが出来ました。
今回の業務の主な内容は以下の通りです。
 ・既存の消防設備を現地調査し、改善計画と新システムの提案
 ・消防設備の維持管理方法を策定
 ・消火・避難誘導体制と活動フロ-を立案し、新たに防災管理マニュアルを策定

業務監修は、日本大学工学部教授・森山修二氏と公益財団法人文化財建造物保存技術協会・齋賀英二郎氏によるものです。